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セカンドステージ冠婚葬祭講座
<葬祭編:第38回>最近は小型の葬儀会館が人気に、地方では過当競争も
2008/08/08

東京では葬儀まで何日も待たされることも

 2007年12月発表の日本消費者協会「葬儀についてのアンケート調査」では、「自宅」で葬儀をした人は12.7%でした。かつては8割以上が自宅で葬儀をしていたのですから、隔世の感があります。「葬儀会館(斎場)」で葬儀をしたのが64.9%です。葬儀を葬儀会館(斎場)でするのが「当たり前」の時代になったのです。

 葬儀会館(斎場)が日本で最初にできたのが60年代です。でもこの時期はまだ全国で数箇所。珍しい存在でした。80年代になって九州からでき始め、全国に波及していきました。「斎場戦争」という名の建設競争が行われたのが90年代のことです。今では全国で5千を超える葬儀会館(斎場)があります。

 葬儀会館(斎場)にはいくつか種類があります。火葬場付設の式場、お寺内に設けられた葬儀・法事用の施設、区や市が設ける貸付型の葬儀用会館、それに葬祭業者が設ける葬儀会館です。 いま、もっとも多いのが葬祭業者による葬儀会館(斎場)です。

 東京では火葬場付設の式場、お寺内に設けられた葬儀・法事用の施設、区や市が設ける貸付型の葬儀用会館が多いです。地方に行けば葬祭業者(専門業者、冠婚葬祭互助会、JA等)の葬儀会館(斎場)利用が圧倒的です。

 東京では「火葬場が混んで葬儀まで何日か待たなければいけない」と言われることがありますが、この実態は火葬炉の不足ではなく、火葬場(よく「斎場」と言われます)付設の式場が混んでいるためです。また、火葬する時間帯が集中することがあります。朝早く、夕方の時間は火葬炉が空いていますので、こうした時間帯を選べば、葬儀まで何日も待つ必要はありません。

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