
![]() 2008/05/30
普通の日本人は死ぬと僧侶に戒名(法名)をつけてもらう。この戒名(法名)には値段があると言われ、「戒名(法名)料」と言われる。 関西の僧侶の方に言わせると「うちでは『戒名(法名)料』はない」ということだが、続けて言った言葉がふるっていた。「うちには『院号料』はあるけれど」。 私はこれを聞いて、思わずギャフンときた。 ある人が言った。「私が死んだ後、私のことを何も知らない坊さんに戒名をつけてもらいたくない。自分で戒名つけちゃいけないだろうか?」 ここまでの話についてくることができた人は「通」である。 仏教各派で異なる呼び方
そもそも「戒名(法名)」って何だろう? 一般には「死後に僧侶につけてもらう名前」というくらいの理解しかないだろう。仏教各派で言い方も少し違っている。 浄土真宗(いわゆる「お西」と言われる本願寺派、「お東」と言われる真宗大谷派も)では「戒名」と言わずに「法名」と言う。真宗は「戒」を説かないからだ。 「法名」は仏教に帰依し仏弟子となった人に授けられる名前で、本来は生前に帰敬式(おかみそり)を受けていただくもの。生前に受けられなかった人にも授けられる。 一般に真宗の場合には「釈○○」であるが、女性の場合には「釈尼○○」となることもある。宗門の護持に貢献した人等には「○○院」という院号が授与される。
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