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セカンドステージ冠婚葬祭講座
<葬祭編:第31回>「直葬(ちょくそう)」の流行 ~“お葬式を知らない子どもたち”が増加中~
2008/04/25

 最近新聞で「直葬」という言葉がときどき見受けられます。さてどういうことでしょうか?

 ある仏教の大きな教団のセミナーに行きましたら、講師の方が「ぢきそう」という耳慣れない言葉を発していて、一瞬「?」と思ったのですが、その内容から「直葬(ちょくそう)」のことを言っているんだということがわかりました。

 ま、新しい言葉ですから、何と呼ばれようといいのですが、「直葬」という言葉を最初に社会化した者としては「ちょくそう」と言ってほしい気持ちがあります。

  「直葬」というのは、「お葬式をしないで、火葬だけする葬法」とでも言ったらいいのでしょう。「お葬式」という言葉でイメージされる通夜や葬儀・告別式といったイベント的儀礼を取り払った、ごく単純な葬法です。

 これが東京23区内では、正確な統計はないのですが、少ないところでも10%、多いところでは35%くらいあるということで、大騒ぎ、というのは少し大げさですが、葬祭事業者や僧侶の方々は強い危機感を抱いています。

  『現代用語の基礎知識2007』(自由国民社刊)で私は「直葬(ちょくそう)」を次のように解説しています。

 「葬式をしない葬儀の形態を言う。死亡後、斎場や遺体保管施設に24時間保管した後、いわゆる葬式をしないで直接火葬に処するもの。火葬炉の前で僧侶等により簡単に読経をあげてもらう等の宗教儀礼をあげてもらうことはある。2000年以降に都市部で急激に増加した形態で、東京では15~20%、全国平均でも5%程度あると推定される」

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