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セカンドステージ冠婚葬祭講座
<葬祭編:第24回>流行する「家族葬」の実態は?
2008/01/18

今や「家族葬」は葬儀全体の3~4割?

 「家族葬」という用語は今や一般化している。高齢者の中でも人気である。「私の葬式は迷惑をかけないように家族葬でいいよ」と言う人も少なくない。

 この「家族葬」は新しい用語である。95年頃使われ始めたものである。葬儀が社会儀礼から個人化する流れの中で登場した。

 最初は東京山の手から始まったこの言葉は、マスコミの取り上げもあって一挙に全国化した。今や「家族葬」は全体の葬儀の3~4割を占める勢いである。

 だがこの「家族葬」という用語の概念が明らかではない。そこで私は以下のように定義した。

 「家族中心に営まれる葬式のこと。日本のこれまでの葬式は地域共同体や勤務先等のコミュニティ中心で、対社会的に営まれてきた。これに対して近親者だけでの社会に閉じられて営まれる葬式を『密葬』と言った。95年以降、密葬に代わり『家族葬』という用語が登場、2000年以降に全国的に市民権を獲得してきた。家族葬にも幅があり、家族数人だけによるものから、家族・親戚による30人内外のもの、それに友人・知人を加えた50~60人前後のものまである。死者本人をよく知る者を中心としたこぢんまりとした葬式を呼ぶ。葬式は92年のバブル景気崩壊後、個人化、小型化の傾向を示している。平均会葬者数は90年頃は280人程度であったが05年には132人まで大きく減少している。」(現代用語の基礎知識)

 ここでも書いたが、「家族葬」には大きく分けて3つの形態が見られる。

  1. 家族数人だけによるもの
  2. 家族・親戚による30人内外のもの
  3. それに友人・知人を加えた50~60人前後のもの

  「死者本人をよく知る身近な人による」「こぢんまりとした」という意味合いがあるが、それはそれぞれによって変わるからである。そして変わって当然なのである。

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