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セカンドステージ冠婚葬祭講座
<葬祭編:第22回>葬式・通夜における遺族の席はどうあるべきか
2007/12/14

最近は葬儀よりも通夜への弔問客が多い

 最近の葬式は斎場(葬儀会館)で行われることが多いです。また、最近は遺体の自宅安置があまり行われない傾向にあります。

 病院で死亡し、死後は斎場に直行、遺体は一度も自宅に帰ることなく、火葬され遺骨になってやっと帰ってきます。その遺骨も自宅に帰らず、火葬後は墓地に直行して埋蔵されるケースも少なくありません。

 「生活の中での死と葬送」がなくなり、死や葬送は「生活の外」へ追いやられる傾向がどんどん進んでいます。この傾向はよくない傾向です。

 「何ごともなかったかのように」して、一人の死者が扱われ、そうして忘れ去られていこうとしています。その一方、死別の深い悲嘆に陥り、サポートされることもなく孤立している遺族もたくさんいます。

 最近の会葬者は葬儀にではなく、通夜に訪れることが多くなっています。この間までは「葬儀・告別式」と言ったものですが(これ自体が戦後の高度経済成長期以降の現象ですが)、いまでは葬儀に参列するのは家族、親戚、親しい人だけになり、「告別式」の体を失う傾向にあります。

 替わって、通夜が告別式化しています。私は「葬儀・告別式」が死語になり、「通夜・告別式」が定着した、と言っています。

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