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セカンドステージ冠婚葬祭講座
<葬祭編:第11回>喪中ハガキのルール
2007/07/06

喪中葉書の挨拶への誤解

 葬儀が終わったからといって全てが終わるわけではありません。

 遺族は喪に服します。

 この「喪」というのはかつて1年間でした(正確には13ヶ月)。この喪の間、遺族は死者の弔いを第一にし、お祝い事、お祭り等は遠慮して過ごすと言われました。

 喪に服している間を「喪中」と言います。喪中にあるときは新年のご挨拶も遠慮します。したがって喪中にある人は12月の頭あたりに「喪中葉書」を出します。

 喪中葉書は「喪中につき年賀のご挨拶をご遠慮申し上げます」と書きます。

 よく見られるのは、この文章の意味を「年賀状を出さないでください」という意味であると誤解している例です。

 この場合の「遠慮」は「差し控える」という意味で、「本来は年賀のご挨拶にうかがうべきところですが、家族を亡くし喪中にあるため、新年のご挨拶は差し控えさせていただきます」という意味なのです。

 年賀の挨拶はかつて相手の家にうかがってしていたものです。いまは年賀状のやりとりで済ませることが多くなりました。ですから喪中葉書は年賀状を出さない断りの意味になってしまっています。

 喪中葉書には「母が10月に死亡しました」というように誰が亡くなったのかを書いておくといいでしょう。

 喪中葉書はそれまで年賀状をやりとりしていた先に送りますが、送り損ねた人がいて年賀状が届くことがあります。

 その場合には1月15日を過ぎて(松が取れて)、「寒中見舞い」を出します。

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