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大西仁美のやさしい健康スポトレ
運動で25の病気を撃退(3) 骨粗鬆症や筋肉減弱症に備え、肥満を防ぐ
2008/03/11
パーソナルトレーナーって何?
大西トレーナーはこんな人

 こんにちは。最近は4月から始まるメタボリックシンドロームの診断法などについて、テレビをはじめ色々なところで情報が飛び交っていますね。皆さんの仕事場でも話題になったり、奥さまも興味を示したりと心境の変化などあるのでしょうか?

 私はまだ特定検診の対象ではないため、あまり意識していないのですが、そもそも私の職業でメタボリックシンドロームになってしまったら、仕事をやる資格がなくなってしまいますよね?(笑)

 さて、前回に続き今回も運動によって予防、改善できる25個の疾患についてのご紹介です。今回は、骨粗鬆症、骨格筋の健康、筋肉減弱症(サルコぺ二ア)、肉体組成、肥満、関節炎の6つの疾患に対する運動の効果についてお話していきます。

<骨粗鬆症>

 皆さんご存知の通り骨粗鬆症とは、骨量が減少し骨の中の構造が壊れ、骨が非常にもろく折れやすくなる病状の事を言います。骨は体を支える以外にも、カルシウムの貯蔵庫としての役割を果たしています。また骨は作られる一方で絶えず破壊を繰り返しているのです。骨量の減少は、骨形成、骨吸収のバランスが崩れた時に起こります。

 骨重量は若年期をピークに年齢とともに減少します。特に女性に多い病気で、60歳代で2人に1人、70歳以上になると10人に7人が骨粗鬆症になるようです。男性も60歳過ぎから除々に増え、70歳以上では10人に4人の確率で骨粗鬆症になるようです。男性にも決して無関係な疾患ではありません。

 加齢とともに、体の中のホルモンが変化、骨量が減少、胃酸分泌の低下や腸の吸収能力の低下、腎臓での尿へのカルシウム排出量増加などにより骨粗鬆症になるとが考えられています。

 加齢以外の原因としては、カルシウム不足、ビタミンD不足、日光浴不足、遺伝、ストレス、塩分や糖分の摂り過ぎ、喫煙、飲酒、カフェイン、運動不足などさまざまな原因が挙げられます。食生活に気を配ることはもちろん、運動をすることで骨粗鬆症の予防ができるということを知っていただきたいのです。

 骨粗鬆症に関しては、骨に負荷(体重)がかかるウエイトトレーニングが骨量を増加させる効果があります。逆に長距離走、過度の運動、減量を必要とするものは、逆に骨量を減少させてしまうことがありますので注意が必要です。

 自宅で出来るトレーニングの中では、スクワットやランジなど体全体の重みを使って骨全体にストレスをかけるような運動が好ましいです。週に1回30分から60分程度で3-5回体重負荷を使ったトレーニング、および週に2-3回の筋力トレーニングをすることで健康的な骨を維持できる可能性が高くなります。 (参照:Kohrt et,al.2004, 日本医学会)


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