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人生は定年からが面白い~健康でいきいき暮らす秘訣~

Q: 定年後も結構楽しくやれそうな気がしてきました。

A: 調理がどうしてもいやなら楽器をやるのも面白いようです。今週の標題『人生は定年からが面白い』は大島清先生のご著書(1994年 講談社)の題名をそのまま引用させていただいていますが、先生は定年過ぎからバイオリンやチェロを始め、そこそこの腕前になったそうです。

 楽譜を読むこと、左手の指で弦を押さえること、右手に持った弓で弦を振動させる加減を微妙に調整すること、正しい音程になっているかを聴くこと、楽器の振動を身体に感じることなど全て脳の刺激になるそうです。楽器は弦楽器が特にいいというわけではなく、ピアノなどの鍵盤楽器でも、フルートやクラリネットでも、ギター、マンドリンやウクレレでも好きな音色のものを選ぶといいと思います。

 趣味を探せばいろいろあってキリがありません。マンホールの写真を撮って写真集を出版した人、陶器を作って個展を開いた人、気象予報士になった人、マジシャンになって老人ホームで人気者になっている人・・・。さてこのお正月には趣味講座の資料を集めて研究してみてはいかがですか。

◇      ◇      ◇

 Q&Aシリーズは今回で最終回となります。ご愛読いただいた方々に御礼申し上げます。

(鷲崎 誠=東京地下鉄株式会社保健医療センター所長)
筆者プロフィール

鷲崎誠(わしざき・まこと)
医学博士。昭和大学医学部卒業後、虎ノ門病院病棟医・専攻医、順天堂大学呼吸器内科講師、伊勢丹健康管理センター所長を経て、東京地下鉄株式会社保健医療センター所長。虎ノ門病院健康管理センター非常勤嘱託医、21健医総研主任研究員を併任。日本産業衛生学会代議員、日本サルコイドーシス学会理事・幹事、日本呼吸器学会専門医、日本内科学会認定医、日本人間ドック学会認定指定医。著書に「健康診断・人間ドック『気になる』疑問」、「日頃気になる 体のあのこと この症状」などがある。
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