
![]() 2009/07/29
このコラムでは、読者の健康に対する疑問やニュースでも話題になった内容について筆者がやさしくお答えします。いまさら人に聞けない簡単な疑問や、意外と知らない豆知識など。今回のテーマは「定年後の暮らし方」についてです。 Q: 私は38年間勤務した会社をこの年末で定年退職します。何年も前から分かっていたことですが、なんとなく寂しい気分です。1月から毎日をどうやって過ごそうか迷っています。 A: ここにあなたの入社以来の健診カルテがありますが、香港駐在中に急性肝炎で1ヵ月入院した記録以外、先月の定年前健診を含め、健康上は何の問題もありません。 Q: 私の先輩たちの中に、引退後何もすることがなくて痴呆症状が出た人を何人か知っています。定年1年前には人事部が1週間かけて定年前研修をしてくれますが、個々人で家庭の事情や蓄財の状況などが異なるので、全ての定年者に役立つ内容ではありませんでした。 A: 逆に定年を待ちかねるようにして、日々楽しく過ごしている人もたくさんいます。スポーツや趣味を持っている人は定年後の方が忙しいと云います。ボヤキではなく自慢と解されます。 Q: 会社人間だった私は、ほとんど趣味もなく、運動といえばスポーツとは言えない程度の休日ウオーキングしかしていません。 A: 厚生労働省が発表した60歳の人があと何年生きられるかの統計をみると、男性22.54年、女性はなんと28.06年となっています。男性でさえ生まれたばかりの赤ちゃんが大学を卒業するまでの期間があるということです。この時間を有効に利用しない手はありません。 Q: サラリーマン時代の半分以上もの期間があるとするとひと仕事もふた仕事もできますね。 A: その通りで、選択肢は無限大とまではいかなくても、会社員として経験し勉強したことを応用した仕事を、別の会社でやるなり、自分の会社を作るなりして経営するのもいいかもしれません。
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