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Dr.鷲崎の健康Q&A虫除けはクスリよりも 長袖・長ズボン・手ぬぐいで
2009/06/24

 このコラムでは、読者の健康に対する疑問やニュースでも話題になった内容について筆者がやさしくお答えします。いまさら人に聞けない簡単な疑問や、意外と知らない豆知識など。今回のテーマは虫さされです。相談者Hさんのお母さんは庭仕事が好きで植木をいろいろ植えて楽しんでいるそうです。

Q: 母が先日電話でひどい目にあったと云ってきました。毛虫に刺されて両手と首に炎症を起こして皮膚科に1ヵ月も通ったそうです。庭木についた毛虫はヒトを刺すのでしょうか。

A: 毛虫は蚊や蚤やダニとは違ってヒトを刺すことはありません。

Q: では母の皮膚炎の原因は何だったのでしょうか。

A: おそらく椿やサザンカなどの葉を食べる毛虫の体に生えている細かい毛が原因と思います。この細かい毛は顕微鏡でみても鋭く尖っていて皮膚に刺さりやすく、毛虫の種類によっては皮膚に炎症を起こす化学物質を含んでいることがあるようです。

 そのため強いかゆみがあり、場合によっては痛みとして感覚することさえあります。そして麻疹のような、漆カブレのようなひどい皮膚炎を起し、かなり長期にわたりつらい思いをしなければならなくなります。

Q: 庭仕事の前に、蚊などの吸血昆虫に刺されないための外用の忌避剤を首や手足に塗れば有効でしょうか。

A: 吸血昆虫用の忌避剤は無効です。毛虫はヒトの血を吸いたくて攻撃してくるわけではありません。むしろ自分たちの種の保存のために、天敵に食べられないために毒を含む針を持つように進化したと思われます。


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