
![]() 2009/06/03
このコラムでは、読者の健康に対する疑問やニュースでも話題になった内容について筆者がやさしくお答えします。いまさら人に聞けない簡単な疑問や、意外と知らない豆知識など。今回のテーマは脂質異常症です。 Q: 春の健康診断の結果が届きました。脂質異常症でLDLコレステロールが高く、判定は要治療とされました。薬を飲む必要があるのでしょうか。 A: 脂質異常症(*1)は以前高脂血症とか高コレステロール血症と云っていましたが、脂質異常症という名前に改称されました。治療といっても食事療法、運動療法も含まれますので、最初から薬物療法を勧めるわけではありません。LDLが高値でも、普通は他の健診データ(体重、肥満度、心電図、中性脂肪、HDLコレステロール、腹部超音波の結果、遺伝的素因、糖代謝、その他もろもろ)の結果とその時系列の変化などを総合的に勘案して、最初の治療法を選択します。 Q: どのような手順でとりかかるのがいいでしょうか。 A: 健診データに、他に極端な異常値がなければ、運動と食事の管理から開始します。基本的には一週間に23EX以上の運動(*2)を目標にします。しかし最初から完璧にやろうとすると挫折しやすいので、可能な範囲から始めましょう。競争相手がいるとうまくいく場合が多いようです。 歩数計のようにベルトに付けておくだけで、その日どの程度の運動をしたかを記録し、1週間の運動量を自動的に計測し、パソコンに接続してデータ入力をすればソフトで評価することも可能です。
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