
![]() 2009/05/20
このコラムでは、読者の健康に対する疑問やニュースでも話題になった内容について筆者がやさしくお答えします。いまさら人に聞けない簡単な疑問や、意外と知らない豆知識など。今回のテーマは新入社員のメンタルヘルスについてです。相談者のKさんは人事部で人材開発を担当しています。 Q: 毎年のことですがGW前後になると新入社員のうちメンタルヘルスが原因で休む者が少数ながら出るのが悩みです。 A: 昔から言われている「五月病」ですね。広い意味でのうつ病の一種で、新人社会人ばかりでなく大学新入生にも現れるものです。 Q: 配属先からは選考試験の不備と責められて、こちらの方こそ休みたくなってしまいます。 A: 厳しい入社試験や研修をしてもメンタルヘルス予備軍を完全にチェックできるとは限りません。いわゆる一流企業でさえ、何らかの精神疾患の病名がつく程度のメンタルヘルス障害者は常時1.6%くらい、すなわち1000人中16人も居るという統計を見たことがあります。 Q: いったん休み始めると半年前後は欠員となり、復帰してきても上司、同僚、部下はかなり神経を使わなければなりません。早期発見すれば早期に治せるということですがどのような注意をすればいいのでしょうか。 A: 早期発見は産業医が職場巡視をしても簡単には分かりません。やはり上司に部下をよくみておいてもらい、産業医に知らせてもらう体制がベストです。メンタルヘルスに問題がある人は必ずイエローサインを出しています。よく観察してそれに気付くかどうかが上司のセンスに関わってきます。
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