
![]() 2009/04/08
このコラムでは、読者の健康に対する疑問やニュースでも話題になった内容について筆者がやさしくお答えします。いまさら人に聞けない簡単な疑問や、意外と知らない豆知識など。今回のテーマは運動する時の気分についてです。 Q: 私は61歳の専業主婦です。ドックのフォローアップ外来で説明を聞いたとき、20分程度のウオーキングなどの運動をすすめられました。 A: メタボ解消には無理のない軽い運動から始めるのがコツです。 Q: 私は1日おき程度の割合で近所のスーパーに徒歩で買出しに行っています。両手には重い大きな袋を提げて帰ってきます。夏などは結構汗だくになります。、かなりの運動量になっていると思いますが、ドックの先生は買い物のほかにウオーキングをするように要求します。 A: 見せていただいたドックのデータには重大な異常はありませんが、肥満度(BMI)は正常でもLDL(悪玉コレステロール)が少々高めです。そのため担当医は、やや運動不足気味と判断したものと思います。 Q: 私は家事労働も一人でこなしています。庭仕事もしていますし、年齢の割に運動量は多い方です。ただ、その先生はスーパーへの買い物は“運動”ではなく“労働”だと言います。消費カロリーは一緒でも‘労働’ではなく‘運動’をすべきと説明してくれました。カロリー消費がどちらでも同じだと思います。効果に違いはあるのでしょうか。いまひとつ理解できませんでした。 A: ヒトは楽しい気分になると脳内ホルモンといわれる、β-エンドルフィン、ドーパミン、セロトニンなどが分泌されます。人体はかなり複雑にできていて、中高年になるとこのほかに卵巣ホルモンや精巣ホルモンの量がからみ、更年期独特の複雑なホルモンのバランス、アンバランスに影響します。つまり同じカロリー消費でも楽しい気分で行うことが大切で、カロリー量の出納だけがメタボ対策になると考えることは必ずしも正しくないということなのです。
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