
![]() 2009/03/25
このコラムでは、読者の健康に対する疑問やニュースでも話題になった内容について筆者がやさしくお答えします。いまさら人に聞けない簡単な疑問や、意外と知らない豆知識など。今回のテーマは歯磨きについてです。 相談者のEさんには息子さんがいらっしゃいます。就職したばかり。研修中なのですが、テキストに加えて、歯磨きセットも支給されたそうです。 Q: 息子が就職して、会社の研修を受けて久しぶりに帰宅しました。分厚いテキスト類のほかに、歯磨きセットと靴磨きセットも配布されたそうです。研修カリキュラムには、会社の保健師の講義もあったそうです。 A: 最近は企業も社員の健康問題を重視するようになりました。特にメンタルヘルス問題は長期に病休をとることになるため、生産性の低下が無視できません。 また技術職系で就職しても一度は営業の経験をさせたりします。顧客と会話する立場では口臭に気配りする必要がありますので、虫歯や歯周病の予防も大切です。歯磨きセットも顧客に好印象を与える有能な社員を育てるツールと考えているのでしょう。 Q: 歯磨きは毎食後しなければならないものなのでしょうか。 A: 毎食後、毎おやつ後に歯磨きができれば理想的です。まず丁寧な歯磨き法から説明します。普通の歯ブラシで練り歯磨きを付けた上、隣り合った2本ずつの頬側、舌側を歯の表面全体に歯ブラシの先が十分届くようにして磨きます。ただしいかに歯磨き名人でも歯間まで完全に磨き上げることは不可能です。 そこで登場するのが歯間ブラシです。歯間ブラシにも歯磨き剤を付けて泡の洗浄効果を利用します。ただ最近の人は顎の発育が弱く歯間が著しく狭くて最小の歯間ブラシですら入らない人がいます。こんな人には糸楊枝がおすすめです。 さらに口臭の原因のひとつといわれている舌苔除去専用のブラシがあると完璧です。舌の表面に傷をつけないように優しく使います。鏡とデンタルミラーを駆使しつつ、これだけの丁寧歯磨きをすると15~20分かかります。 Q: 実際には営業活動中などでは歯磨きをする余裕などない場合もありますね。 A: 1分間位の余裕があれば、簡単に汚れ落とし程度の歯磨きでも、何もしないよりはいいと思います。さらに液体のデンタルリンス類のどれかを小さいビンに入れて持ち歩くと便利でしょう。歯磨きする余裕がなくてもデンタルリンスで口をゆすぐだけでネバネバ感がとれて一定時間はスッキリしています。
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