ここから本文です
Dr.鷲崎の健康Q&A1日1万歩には根拠あり メタボな人はまずウオーキングしよう
2009/03/11

 このコラムでは、読者の健康に対する疑問やニュースでも話題になった内容について筆者がやさしくお答えします。いまさら人に聞けない簡単な疑問や、意外と知らない豆知識など。今回のテーマはメタボと運動についてです。

 相談者のCさんの会社では産業医が交代しました。新しい医師は太めの人を見かけるととにかく運動を勧められるのだそうです。ただ、なかなか実行できない人も多く・・・。

Q: 新しい先生は太めの人を見つけると運動を勧めます。いいことだとは思いますが、なかなか実行できない人もいて、産業医が廊下の向こうから来ると、声をかけられないように角を曲がることにしているメタボ人もいます。

A: 社内を歩くだけでも運動にはなるので1日中自席から立たないよりははるかにいいはずです。

Q: 産業医は「METs」と「Ex」の解説を衛生管理者講習会で講演してくれましたが、ちょっと難解だったためか、職場の末端にまではうまく伝わっていないのが実情です。

A: 一般向けの本やパンフレット、厚生労働省のHPなど資料はたくさんありますが、復習してみましょう。

 「METs」はmetabolic equivalentsの略で「メッツ」と読みます。アメリカスポーツ医学会が決めた指数で身体を動かしたときの大変さ、つらさ、きつさ、すなわち「強度」を数値で表わしたものです。

 基本になる1METsとは、椅子などにかけてじっと安静にしているときの運動強度です。じっと座位にしていても心臓を動かし、呼吸をし、姿勢を保つためにエネルギーは消費されていますが、これを基本の値である1METsとしています。その上で身体活動の強度を安静時の何倍に相当するかを数値化してみると、例えばウオーキングは3METs、速歩は4METs、軽いジョギング6METs、ランニング8METsとなります。

 一方、運動の量を「Ex(エクササイズ)」という単位で表わします。これはMETsに時間を乗じたものです。

3METsの身体活動を1時間行った場合:3METs× 1時間=3Ex
6METsの身体活動を30分行った場合:6METs×1/2時間=3Ex

 となります。


1ページ 2ページへ 次のページへ
この記事のバックナンバーを読む
「セカンドステージ マガジン」 配信開始
セカンドステージでは,HTMLメール「セカンドステージ マガジン」の配信を始めました。毎週1回水曜日に配信いたします。
サイト上の更新情報やイベント,セミナーの情報をお送りするとともにメールならではの特典,イベントの提供をいたしていく予定です。
メール配信をご希望の方はこちらのページからで配信登録をお願いします。

→バックナンバーはこちら

セカンドステージ メールマガジン
サイトマップを見る
セカンドステージ連載一覧


日経BP社の書籍購入や雑誌の定期購読は、便利な日経BP書店で。オンラインで24時間承っています。

ご案内 nikkei BPnetでは、Internet Explorer 6以降、 Safari 2以降、Opera 8以降、Netscape 8.1以降またはHTML 4.01/CSS level 1, 2をサポートしたWebブラウザでの閲覧をお勧めしております。このメッセージが表示されているサポート外のブラウザをご利用の方も、できる限り本文を読めるように配慮していますが、表示される画面デザインや動作が異なったり、画面が乱れたりする場合があります。あらかじめご了承ください。

本文へ戻る