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Dr.鷲崎の健康Q&A東京の人は雪でなぜ転ぶのか
2009/02/25

 このコラムでは、読者の健康に対する疑問やニュースでも話題になった内容について筆者がやさしくお答えします。いまさら人に聞けない簡単な疑問や、意外と知らない豆知識など。今回のテーマは雪道での転倒事故についてです。

 Aさんのご友人の長男は東京消防庁の救急隊員をしているそうです。仕事も訓練も厳しいようで、引き締まった筋肉質の身体をしていて、頼もしい青年になっていました。どうやらその彼から聞いた話のようです。

Q: 彼いわく、今の季節、東京にわずか1~2センチの雪が降ると、骨折で救急出動を求められることが多くなるといいます。東京の人はそんなに転びやすいのでしょうか。

A: 雪国の人の感覚からすると1~2センチの雪など降ったうちには入らないと笑われてしまいますが、東京では電車が止まったり、停電になったり、入試が混乱したりなど社会的にも少なからず影響がでることがあります。雪道に足を取られて転ぶ人も多くなります。

Q: 平衡感覚は耳でコントロールしているわけですね。

A: 耳の奥の内耳に平衡感覚のセンサーの働きをする部分があります。そこには砂のようなものがあって、頭が傾くと、その砂(平衡砂という)が傾き、その傾きの程度が脳に伝達されます。目から入る情報も補助になっています。脳は必要に応じて骨格筋に指示を出して身体の傾きを補正します。


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