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新型インフルエンザ 若年者の方が危険って本当?

Q: もしサイトカインの過剰反応で重症になったときはどうするのでしょうか

A: とことん重症になると手のほどこしようがないかもしれません。過剰のサイトカインを中和したり、体外に取り出す方法についてはまだ研究段階です。

鳥インフルエンザがたまたまヒトに感染した例での致死率は60%を超えています。これがヒトからヒトに簡単に感染するようなタイプの新型に変異した場合を想像すると大変な事態になると思われます。

Q: 新型インフルエンザは日本にも起きるのでしょうか

A: 渡り鳥が持ち込んだ高病原性鳥インフルエンザのために養鶏場で鶏が多数死亡し、他に蔓延させないためにたくさんの鶏を処分したことがありました。この高病原性の鳥インフルエンザウイルスがいつどのようなきっかけでヒトに感染する新型に変わるかは分かりませんので大量処分の措置をしたものです。

 多くの予想では、日本には新型に変異したウイルスが飛行機に乗って入国してくる経路、すなわち新型インフルエンザの患者が重症になる前の状態で入ってくることが考えられています。従って海外で新型インフルエンザが発生したら、その情報を速やかに入手して検疫を強化し、水際で阻止する作戦が必要になります。


(鷲崎 誠=東京地下鉄株式会社保健医療センター所長)
筆者プロフィール

鷲崎誠(わしざき・まこと)
医学博士。昭和大学医学部卒業後、虎ノ門病院病棟医・専攻医、順天堂大学呼吸器内科講師、伊勢丹健康管理センター所長を経て、東京地下鉄株式会社保健医療センター所長。虎ノ門病院健康管理センター非常勤嘱託医、21健医総研主任研究員を併任。日本産業衛生学会代議員、日本サルコイドーシス学会理事・幹事、日本呼吸器学会専門医、日本内科学会認定医、日本人間ドック学会認定指定医。著書に「健康診断・人間ドック『気になる』疑問」、「日頃気になる 体のあのこと この症状」などがある。
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