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ガン化する大腸ポリープに注意 7年間に200個を取った人も

Q: 胃のポリープは癌になることはないのでしょうか。

A: 現在の消化器専門医の見解では胃ポリープが癌の芽であるという考えはなく、極端に大きいもの以外は放置されています。バリウムを飲んでレントゲンで発見した胃ポリープ は、念のため内視鏡検査で良性であることを確認しておくと安心です。

Q: 胆嚢ポリープはどうでしょうか

A: 超音波を使って内臓の各臓器を検査できるようになって以来、胆嚢ポリープはしばしば発見される所見です。ただ胆嚢は内視鏡検査はできませんので、超音波の陰影で大きさと形で経過を追う必要があります。もとが5ミリ以上で1年に倍以上の大きさになるようなら、胆嚢癌を疑って精密検査をすることになります。

Q: 結局大腸の場合は、一般にはドックのときに5年に1回オプション検査を申し込むと安心ということになりますね。

A: その通りです。機器も技術も年々進歩していますので、十分訓練を受けた内視鏡専門医が検査すれば見落としや誤診はほとんどありませんし、検査中の苦痛もありません。ただ前処置が不十分で食物残渣が残っていると検査がしにくいので、下剤や大量飲水は我慢してもらうことになります。


(鷲崎 誠=東京地下鉄株式会社保健医療センター所長)
筆者プロフィール

鷲崎誠(わしざき・まこと)
医学博士。昭和大学医学部卒業後、虎ノ門病院病棟医・専攻医、順天堂大学呼吸器内科講師、伊勢丹健康管理センター所長を経て、東京地下鉄株式会社保健医療センター所長。虎ノ門病院健康管理センター非常勤嘱託医、21健医総研主任研究員を併任。日本産業衛生学会代議員、日本サルコイドーシス学会理事・幹事、日本呼吸器学会専門医、日本内科学会認定医、日本人間ドック学会認定指定医。著書に「健康診断・人間ドック『気になる』疑問」、「日頃気になる 体のあのこと この症状」などがある。
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