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腎臓結石はなぜできる? その治療法や予防法とは

Q: そもそも石はなぜ出来るのでしょうか

A: 手術で取り出した結石を詳細に分析した結果をみると、その中心に細菌の死骸が見つかることがあります。血液中にいた細菌がたまたま腎臓から出てきて、それを尿のカルシウムや尿酸などが周囲から取り囲んで固めてしまった微細な塊ができ、それが核になって結石に成長するという仕組みのようです。それに本人の体質、例えば高尿酸血症などがからむと、石は大きくなりやすいようです。従って一度痛い目にあって排石したから後は一生大丈夫というわけではなく、石が出来やすい人は何回もできてしまう可能性があります。

Q: 私の場合は破砕術後の赴任がベターということでしょうか。

A: 産業医に信頼できる泌尿器科医を紹介してもらって相談してみてください。また赴任後は暑い国なら発汗が多くなり尿量が減ります。十分な水分を摂取して尿量を多くし、尿酸の結晶ができないように心がけてください。


(鷲崎 誠=東京地下鉄株式会社保健医療センター所長)
筆者プロフィール

鷲崎誠(わしざき・まこと)
医学博士。昭和大学医学部卒業後、虎ノ門病院病棟医・専攻医、順天堂大学呼吸器内科講師、伊勢丹健康管理センター所長を経て、東京地下鉄株式会社保健医療センター所長。虎ノ門病院健康管理センター非常勤嘱託医、21健医総研主任研究員を併任。日本産業衛生学会代議員、日本サルコイドーシス学会理事・幹事、日本呼吸器学会専門医、日本内科学会認定医、日本人間ドック学会認定指定医。著書に「健康診断・人間ドック『気になる』疑問」、「日頃気になる 体のあのこと この症状」などがある。
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