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Dr.鷲崎の健康Q&A柿はなぜ二日酔いに効くのか
2008/09/10

 このコラムでは、読者の健康に対する疑問やニュースでも話題になった内容について筆者がやさしくお答えします。いまさら人に聞けない簡単な疑問や、意外と知らない豆知識など。今回のテーマは柿についてです。相談者Kさんの自宅では毎年、庭にある大きな柿の木に実がなるそうです。

Q: 子供の頃から庭には大きな柿の木があります。ただ、渋柿なので生のままではとても食べられず、亡くなった母が干し柿にして我々兄弟のおやつにしてくれました。今も干し柿にすると孫達が喜んで食べます。ずっと疑問だったのですが渋柿と干し柿は、どちらが身体にいいのでしょうか。

A: 柿が赤くなると医者が青くなるといって、柿が食べ頃になると病気になる人が少なくなるという話がありますので、柿は身体にいい食品であることは確かなことのようです。柿の成分の何がいいかについては、食品分析結果でみると、目立つのはビタミンCとタンニンです。渋柿の渋味はこのタンニンの味です。渋抜きした柿と干し柿は、タンニンが消えたり、他の物質に変化したわけではなく、水溶性のタンニンの量の差で舌への刺激の程度に差があるということです。水溶性タンニンがわずか1~2%あるだけで渋味として感じるようで、渋抜きや干した柿のタンニンは殆どが不溶性に変化しているため渋味として感じないということです。

Q: タンニンは柿に特徴的な成分なのでしょうか。

A: タンニンは柿だけに存在するわけではありません。茶葉、ブドウ類の渋味も同系のものです。植物は細菌、動物、鳥などに食べられないようにするため、不快な味になる成分や殺菌性の成分を合成して自己を守っているのです。わさびやフィトンチッドと似た作用・効果と理解されます。


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