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健康診断を読み解く第1回
体重
2005/07/13

 身体計測といえば身長,体重。勤務先の健康診断では身長は省略しても,体重は必ず測定していると思います。

まず正しい身長を把握する

 太っているか痩せているかは体重の実測値だけでは判断できません。一般にはその人のその時の身長に見合った体重かどうかを問題にすることになっています。従ってまずは身長を正しく計測しておくことが基本になります。

 労働安全衛生規則では20歳以上の人は身長計測は省略してもいいことになっています。確かにこの年齢になるともはや身長が伸びるということは稀と思われますが,肥満度の計算には身長の値が必要になりますし,逆に年齢と共に縮む可能性も考慮して,正しい身長を把握しておく必要があります。

 正確なといってもわざわざメートル原器まで持ち出して測定する程のものではありません。普通の身長計で十分です。現実に身長を測ってみると測定条件で意外に誤差があります。朝と夕方では夕方の方が2~4mm小さくなります。身長計への立ち方でも背中を丸めたり,顎を上げたりすると誤差の原因となります。測定者側の条件では目盛りを読むときの目の高さが水平である必要があります。下から見上げるようにして目盛をみると真の値より高い値を記録してしまいます。

最近は目盛を見なくても自動的に数字が点灯する仕掛けのものが多くなりましたし,その数値が直接コンピュ-ターに入力されるものも普及しています。身長計の足をのせる台が体重計になっていたり,さらには体脂肪計も兼ねていたりしますので随分と便利になりました。こんなに便利になっていると身長,体重の測定は受診者自身にすっかりまかせてしまっている所もありますが,身長は正しい姿勢で測定しないと誤差の元になりますので,必ず看護師等が付き添って測定するべきでしょう。


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