
![]() 2007/03/15
人の話を聴かずに、とにかく意見をやたらに言う人はいるものです。人の倍くらい一気にしゃべってみたり、飲み会でも常に自分の話題を話す人のように、他人にいつも自分を押しつける人になっていないでしょうか。 それは周囲の人に迷惑というだけでなく、自分自身も、それでは脳が活性化されなくなってしまいます。つまり出力だけで、入力されることが少なくなってしまうからです。 会議や人との議論でも、すぐに自分の意見を言いたくなるものです。直感的に思考することは大切ですが、多くは言葉に対して反応しているだけであって、本来自分の思考の結果を話しているのではないのです 「話し上手は聴き上手」といわれるように、いかに他人の話に真剣に耳を傾けられるか、これは人生の上においても重要です。 ![]() いまだによく患者さんから、話を聴いてくれないお医者さんが多いと苦情を聞きます。診察時間が短く、患者の話など聴いている時間がないというのが大病院の医者たちかもしれませんが、それは本末転倒というものです。 うつ病の患者さんなどは、話を聴いてあげるだけで、ずいぶん症状が改善することがあります。まさしく話を聴くという行為は、他人にとって癒やしにもつながるのです。 すぐに反論したくなっても、じっとまず15分間は人の話を聴いてみましょう。口から出かけていた言葉を飲み込んで、もう一度考えてみるのです。 話をすることも脳を十分に使っていますが、それより、聴くことはもっと脳を刺激しています。一見受け身のように思ってしまいますが、聴いて考えていることで、十分脳は働いているのです。
|
|
日経BP社の書籍購入や雑誌の定期購読は、便利な日経BP書店で。オンラインで24時間承っています。
ご案内 nikkei BPnetでは、Internet Explorer 6以降、 Safari 2以降、Opera 8以降、Netscape 8.1以降またはHTML 4.01/CSS level 1, 2をサポートしたWebブラウザでの閲覧をお勧めしております。このメッセージが表示されているサポート外のブラウザをご利用の方も、できる限り本文を読めるように配慮していますが、表示される画面デザインや動作が異なったり、画面が乱れたりする場合があります。あらかじめご了承ください。