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Dr.米山の活脳術
アロマで脳を刺激しよう 香りと脳の特別な関係
2006/12/14

 香りと脳の間には特別な関係があります。嗅覚にかかわる神経は、他の触覚、味覚、視覚などと違い、中継地点を経由しないでダイレクトに脳に入ってきます。

 その途中の経路で、大脳辺縁系と呼ばれる本能に関係する場所を通過したり、海馬に近いところを走っていくので、記憶にも関係してきます。

 だからある香りを嗅ぐと、一気に昔のことを思い出すことができたり、香りによっては、悲しくなったりうれしくなったりするのです。

 私の机の上には、フレンチポリネシアにあるボラボラ島で手に入れたティアレ・タヒチの香りがするオイルが置いてあります。それを疲れたときに嗅ぐと、南国にいたときのリラックスした気分になれます。

 アロマオイルは、マッサージから部屋の香りまでいろいろな使われ方をしていますが、重要なのは香りに対して知識を持っていることです。

 ローズの香りのように香り自体が直接脳に影響する場合もありますが、他の香りでは、香りが脳にどう影響するかすべて証明されているわけではありません。

 だからこそ、例えばラベンダーはリラックスさせる作用があるという知識を持つことで、その香りを嗅いだときに、心身ともに影響を受けるのです。

食事のときや部屋に入ったときに、香りを意識してみましょう。アロマオイルなどの新しい香りを嗅ぎ、「おや?」という意識が働けば、脳を刺激していることになります。

 香りを楽しむには知識でも楽しむ必要があるわけです。

 といっても、いろいろな香りの知識は必要ありません。いくつか自分の好きな香りの知識を持っていれば、それで十分です。

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