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健康診断を上手に使う
第7回 再検査/追加検査/精密検査と言われたら
2006/06/21

 健康診断が終わって1週間~1カ月後には健診結果が送られてきます。会社によっては紙ベースではなく,社内メールで届くところも多くなってきました。時には健診当日や翌朝に緊急の電話呼び出しをされることもあるでしょう。

 健診結果に異常値があった場合の対応は,極めて緊急度が高いものから来年でもいいものまで様々です。通常の健診項目は労働安全衛生規則に決められているものだけですから,データがそろっても病名が確定できるとは限りません。異常値について二次健診をして確認する方法もありますし,仮の病名をつけて健康保険で病気として検査を進める方法もあるでしょう。

 ただ,ここのところはちょっと微妙で,費用をどこが持つのか,健診の二次検査として会社が持つか,病気の疑いとして健康保険組合が持つのかの線引きはやや曖昧です。

すぐの再検査は無意味な場合も

 費用はともかくとして来年の健診までは待てない異常値については自覚症状がなくても産業医や保健師など専門家の指示に従って検査を受けて下さい。特に他人に伝染させてしまうかもしれない病気が疑われる場合(結核,肝炎など)は速やかな対処が必要です。

 生活習慣病につながりそうな異常値については,それが軽度の場合は自覚症状のない受診者に警告を発する意味で再検査の指示をしている可能性があります。例えば,いつも空腹時血糖値が110~120mg/dl,γ-GTが90~100単位,総コレステロールが240~250 mg/dl,ヘモグロビンが10~11g/dl(女性)――など。すぐ薬をのむ程ではないが,放置というわけにもいかない数値の場合です。

 このような場合は,健診直後に検査してもほとんど同じ数値が出るはずで,再検査は無意味です。やはり身体になにか良いことをしてから,例えばウォーキングを習慣づけたり,休肝日を増やしたり,間食を控えたりなど異常数値に見合った生活改善を試みてから再検査するといいでしょう。これも自己判断が間違っていると困りますので社内の健康管理スタッフの助言をもらってください。

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