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2006/06/07
健康診断の検査項目に数字ものと画像ものがあることは既にご存知と思います。今回は画像もの(心電図,胸部X線写真)について解説します。 「異常なし」ならどんな所見名でも気にすることはない
心電計にコンピュータ(自動診断装置)が内蔵してあるものでは,心電図を記録し終わるとほぼ同時に,所見と判定がでてきます。しかし,所見はほとんどが横文字(英語)です。素人の受診者にはチンプンカンプンで理解できないと思われます。たまに知っている単語があっても,まず役に立たないはずです。 これに対し,判定は日本語のことが多いはずです。ただ,判定が異常なしであっても,読めない所見名の方が気になって,心臓が悪いのではないかと心配する人がたくさんいます。 判定が異常なし,著変なし,問題なしなら,どんな所見名であっても気にする必要はありません。とは言え,読めない文字や理解できない単語があることはいやなものでしょう。健診を引き受けた健診業者や健康管理センターが不親切と言われても仕方がありません。なんとか受診者の立場に立った理解しやすい記載が望まれます。いずれにしても,分からない表現の記載があったら産業医に直接説明を求めましょう。 心電図は心臓に起こっている様々な病変をかなり微細なものまで表現しますので,大変有用な検査法なのです。しかも受診者には苦痛を与えることなく,短時間で多くの情報を得ることができます。一般にレベルの高い健診機関では,自動診断装置が異常とした所見は,循環器専門医が見直しをすることにしているはずです。十分訓練を受けた専門医なら判定を誤ることはほとんどありません。
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