宮地芝居のメッカ・赤城神社
矢来公園から早稲田通りに戻ります。そして、5分ほど西に歩いていくと、左手の奥まった所に神社が現れます。赤城神社です。
江戸時代、赤城神社は赤城明神と呼ばれました。牛込地域の総鎮守として、境内はたいへん賑わっていたのですが、その中を覗いてみると、芝居小屋までありました。 寺社の境内で興行された芝居は、宮地芝居と呼ばれました。歌舞伎と言うと、中村座など常設小屋での興行が大芝居と呼ばれ、江戸歌舞伎の主役でしたが、それとは別に、宮地芝居もありました。
江戸三座に比べると、その舞台に上がる役者の格は数段落ちましたが、低料金だったことが江戸っ子の人気を呼びます。ついには、江戸三座の興行成績を脅かすほどの人気となりました。 宮地芝居は、神田明神・湯島天神・市谷八幡などの寺社境内でも興行されましたが、赤城神社もその1つでした。
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