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美味いもんは取り寄せろ
ご飯にも酒にも合う肉味噌
2006/10/24

テグレット「更正之素」
テグレット「更正之素」
実売価格:1500円(3個入り)
※取り寄せは6個単位
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※商品は「関門グルメ」にて販売
写真=村田和聡

味噌と豚肉が生み出す絶妙のハーモニー!

 実りの秋。日本全国で美味に舌づつみを打つ季節である。多くの食材が旬を迎えるこの時期だが,太陽と大地の栄養を得て育った“新米”が全国から届く喜びに勝るものはない。美味い米は,日本人である喜びを感じさせる極みではなかろうか。そんな新米をより美味しくする“ご飯の友”が今回のテーマである。

 注目したのは鹿児島県の“豚みそ”。お味噌を主体に,豚肉やしょうがなどを混ぜて造る味噌の加工食品である。豚みそは,もともと江戸時代の薩摩藩武士に“元気の素”として愛好された品。それをもとに作られたのが,今回紹介する「更生之素」。鹿児島県立伊佐農業高等学校の2,3年年生が実習で作っている商品だ。

 更生之素が誕生したのは昭和7年。世界大恐慌の影響を受け,農村経済が悪化した時に発案された。当時の校長先生が,経済の更生と体力の更生を願い「更生之素」と命名したという。まだ飽食の時代とはいえなかった昭和初期から,高カロリーの栄養食品として愛され続け,いまだに伊佐農業高等学校の生徒が作り伝えている。

 さっそく取り寄せて食べてみた。ご飯と一緒に食べてみると,なるほど納得。甘めに味付けられた豚みそは,アツアツのご飯の上で豚の脂が溶けてなじみ,クドい甘さもない。一口食べると,もう一口食べたくなる味なのだ。

 さて次は,更生之素を酒のつまみとして食べてみよう。酒のつまみにするには一手間かける。ネギのみじん切りを味噌と同量用意し,一味唐辛子を適量ふりかけ,あとはよく混ぜるだけ。ちょっとした手間で,ネギの風味と辛味がプラスされた酒のつまみが出来上がる。若干甘口ではあるが,ご飯にはもちろん,焼酎のつまみにもピッタリの品である。

 なんとも素朴で大衆的な味付けだが,一味加えると閉じ込められた旨みを引き出せるように思えた。学生によって受けつがれてきた伝統の味に敬意を示したい。

(原 如宏)
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