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照明で変わる家の表情を愉しむ
第1回 ウチ酒がおいしくなるムーディ間接照明
2005/12/07

夜を愉しむための灯選び

 夜には夜を愉しむための灯がある。一日の仕事を終え,心と身体には心地よい疲労感と解放感が満ちている。こんな夜は,照明が創り出す神秘的かつムーディな空間で気に入りのグラスを傾けながら,ウチ酒を心ゆくまで愉しみたいもの。そこで,夜のリビングに奥行きと陰影を生み出す,とっておきの照明テク&リフォーム法を指南しよう。

 大きく分けて,照明には蛍光灯と白熱灯の2種類があるのはご存知の通り。太陽光に似た白くて明るい蛍光灯は活発に活動する昼に適した灯,暗いオレンジ色の白熱灯は夜休むときに適した灯とされる。

 なぜかというと,人の心理や24時間周期の生物リズムが,太陽の動きに連動しているためだ。朝は午前中の白く輝く光,昼は日中の明るい陽の光,夜には夕陽や月明かりの光といった自然の光環境が生き物には理想的とされる。

 ところが現代の室内環境はというと,オフィスでは読み書きのために昼夜蛍光灯にさらされ,家庭でも夜間白色の蛍光灯が煌々と輝いている光景が多く見られる。専門家の間では,夜に白色灯(昼の光)を浴びていると,睡眠と覚醒の24時間リズムの乱れ,気分の落ち込みなどを引き起こす要因になることもあるという報告もある。

 つまり,夜ゆったりとくつろぐのに適した照明を選ぶことは,明日への英気を養うとともに,身体と心のリズムを整えるために有効ということだ。

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