ここから本文です

アポロ11号の飛行士と月面を踏んだ腕時計

アポロ計画とは

 アポロ計画では11回の有人飛行が行なわれた。それらにはアポロ7号からアポロ17号までの名称が付けられている。打上げ場所はすべてフロリダ州のケネディ宇宙センター。ちなみにアポロ4号からアポロ6号まではテスト飛行である。

 アポロ7号は地球軌道上で,8号は月軌道で司令・機械船の試験を行なった。アポロ9号は地球軌道で,10号は月軌道で月着陸船の試験を行なった。

 アポロ11号では初めて人間を月に着陸させることに成功した。月への第一歩を刻んだアポロ11号のニール・アームストロング船長の言葉 "That's one small step for a man, one giant leap for mankind."(これは一人の人間には小さな一歩だが,人類にとっては大きな飛躍だ。)は有名だ。

 アポロ11号が着陸した「静かの海」には,鏡100枚で作られた一辺が約46cmのレーザー反射鏡が設置された。この反射鏡は地球から発射されたレーザーを反射させて地球と月の距離を測定するために利用されている。アポロ12号では計画通りの地点に正確に着陸することに初めて成功した。アポロ13号は飛行中の爆発事故のために月着陸を行なうことができなかったが,乗員を安全に地球に帰還させることができた。

 アポロ14号で月探査計画が再開,アポロ15号は長時間滞在用の月着陸船と月面車を使用した。アポロ14号が着陸した「フラ・マウロ高地」,アポロ15号が着陸した「雨の海・ハドリー谷」にもレーザー反射鏡を設置した。アポロ16号は初めて月面の高地に着陸した。最後のミッションとなったアポロ17号では,科学者を初めて飛行士として送り込み,また初めて夜間に打ち上げを行なった。

 アポロ17号を最後に計画は打ち切られ,スカイラブ計画に移行した。1975年に冷戦の雪解けを象徴する「アポロ・ソユーズテスト計画」においてアポロ宇宙船「アポロ18号」はふたたび軌道上を飛び,ソユーズ宇宙船とのドッキングをはじめ,長く宇宙開発の競争相手であったソ連との共同実験を行っている。


アポロ計画の概要
宇宙船名 打上年月日 目的 内容
アポロ1号 1967年2月21日予定 司令船テスト 火災事故でキャンセル
アポロ4号 1967年11月9日 打上げ試験 無人
アポロ5号 1968年1月22日 着陸船試験 無人
アポロ6号 1968年4月4日 機械船試験 無人
アポロ7号 1968年10月11日 司令船・機械船試験 有人
アポロ8号 1968年12月21日 月周回 初の月軌道飛行
アポロ9号 1969年3月3日 着陸船・司令船ドッキング 地球軌道上
アポロ10号 1969年5月18日 月軌道上での着陸船試験 月軌道飛行
アポロ11号 1969年7月16日 月面着陸 「静かの海」への着陸
アポロ12号 1969年11月14日 月面着陸 「嵐の海」への着陸
アポロ13号 1970年4月11日 月面着陸 事故で帰還
アポロ14号 1971年2月6日 月面着陸 「フラ・マウロ高地」への着陸
アポロ15号 1971年8月2日 月面着陸 「雨の海・ハドリー谷」への着陸
アポロ16号 1972年4月24日 月面着陸 「ケイリー高原」への着陸
アポロ17号 1972年12月14日 月面着陸 「晴れの海」への着陸。
最後の飛行

▼オメガ スピードマスターについて詳しくお知りになりたい方は以下の書籍をご覧下さい
この記事のバックナンバーを読む
前のページへ 1ページへ 2ページ
「セカンドステージ マガジン」 配信開始
セカンドステージでは,HTMLメール「セカンドステージ マガジン」の配信を始めました。毎週1回水曜日に配信いたします。
サイト上の更新情報やイベント,セミナーの情報をお送りするとともにメールならではの特典,イベントの提供をいたしていく予定です。
メール配信をご希望の方はこちらのページからで配信登録をお願いします。

→バックナンバーはこちら

セカンドステージ メールマガジン
サイトマップを見る
セカンドステージ連載一覧


日経BP社の書籍購入や雑誌の定期購読は、便利な日経BP書店で。オンラインで24時間承っています。

ご案内 nikkei BPnetでは、Internet Explorer 6以降、 Safari 2以降、Opera 8以降、Netscape 8.1以降またはHTML 4.01/CSS level 1, 2をサポートしたWebブラウザでの閲覧をお勧めしております。このメッセージが表示されているサポート外のブラウザをご利用の方も、できる限り本文を読めるように配慮していますが、表示される画面デザインや動作が異なったり、画面が乱れたりする場合があります。あらかじめご了承ください。

本文へ戻る