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2005/11/30
もう15年くらい前になるだろうか。某家電メーカーの洗濯機開発に携わった人から,こんな話を聞いた。 「ヨーロッパの連中は,日本の洗濯機を見て,『まるでロボットだ』と言ってますよ」
スイッチひとつ押せば,水量や洗剤の量を測って勝手に動き出し,脱水まで行う洗濯機に,ほとんどあきれていたそうだ。(「こぼれ話1」へ) 当時は「そんなものかなあ」と思っていたが,最近の洗濯機,特にドラム式を見ると,ヨーロッパの家電メーカーの人の気持ちがよく分かる。なにしろ,その動きは複雑怪奇。ただぐるぐると回るだけではなく,時には速く,ときにはゆっくり。どうも洗濯物をできるだけからませないように,マイコンが制御しているようだ。しかもこのまま乾燥まで一気に進んでしまう。これは,確かに洗濯ロボットと言うほかはない。 うるさいのが当たり前だったドラム式をおとなしく手なずけただけではなく,ドラム式では考えつかなかった,投入口を上に持ってきたタイプまである。もうこれ以上,することはないだろうと思っていたら,まだあった。それが,世界初となるヒートポンプ内蔵型のドラム式洗濯機。これだから,家電ウォッチングはやめられない。
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