斬新さではヘルシオに一歩ゆずるも
この製品,確かに,スチーム一本に絞ったシャープの「ヘルシオ」(「こぼれ話4」へ)には,思い切りのよさや斬新さでは負ける。ヘルシーさでも,100〜300度という高温のスチームを使うヘルシオには,一歩譲らざるをえないかもしれない。
だが,”適度に中途半端”な性格のよさもある。それは,調理時間が早いことだ。いくらスチームの熱量が多いといっても,食品の内部から加熱するマイクロウェーブには,加熱スピードでかなわない。実際,ヘルシオで調理してみると,オーブンレンジよりも時間がかかるケースが多い。やはり,少量のご飯を温め直したりする場合は,マイクロウェーブ併用の方に分がある。 もう一つ,買い換えたときに違和感が少ないこともある。なにしろ,スチーム機能を使わなくても,高級オーブンレンジとして使えるのだ。おそらく,今使っている電子レンジを買い換える場合,このスチームオーブンレンジのほうが,ずっと違和感を感じないですむだろう。「ヘルシオ」のようなコンセプトの製品は,買い増しのほうが合っていそうな気がする。 前モデルまでは側面にあって評判がよくなかった水タンクを,前面に移動させるなど,使い勝手の面でも改良の跡がうかがえる。スイッチ一つで火加減と水分量をコントロールするソフトウエアのできばえもなかなかのもの。細部に気を配った作りは,まさに「メイドインジャパン」ならではの製品と言えるだろう。値段は高いが,もし電子レンジの買い換えを考えているならば,ぜひ候補に入れていただきたい1台だ。 (関戸俊章)
◆関連サイト
松下電器産業の「NE-SS30」
|
|
日経BP社の書籍購入や雑誌の定期購読は、便利な日経BP書店で。オンラインで24時間承っています。
ご案内 nikkei BPnetでは、Internet Explorer 6以降、 Safari 2以降、Opera 8以降、Netscape 8.1以降またはHTML 4.01/CSS level 1, 2をサポートしたWebブラウザでの閲覧をお勧めしております。このメッセージが表示されているサポート外のブラウザをご利用の方も、できる限り本文を読めるように配慮していますが、表示される画面デザインや動作が異なったり、画面が乱れたりする場合があります。あらかじめご了承ください。