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本当にやりたい仕事って何
男たちがはじめた男のための介護サービス<その2>~地域に元気な男たちの居場所を!~
2009/06/16

 前回は、介護には無縁だった髙岡隆一さん(75歳)と仲間たちが、定年後の地域でのボランティアを経て、NPOを設立、麻雀もワインも楽しめる男性向けのデイサービス事業を立ち上げるまでを紹介した。今では、杉並区内50数カ所のデイサービスセンターの中でも人気の高い施設となっている。

 その後、NPOとして事業を拡大するための取り組みにも着手した。デイサービスは高齢者の利用を念頭においているが、これから定年で地域に戻ってくる男性たちは、まだまだ元気。自分自身が地域のために役立つ活動をしながら、居場所となる場所を提供する事業が必要だと考えたのだ。

いくつになってもプライドは無くさない
NPO理事長の髙岡隆一さん

 定年後、男たちが地域に居場所を見つけるのは難しい。現役世代は、休みの日でも仕事やつきあいのゴルフなどで忙しいか、または家で疲れを癒すためにゴロゴロしていることが多い。だから地元への関心は薄かったし、情報もほどんど持っていない。

 デイサービスセンター「松渓ふれあいの家」を立ち上げた髙岡さんたちも、そう実感した人々。しかし、少し違っていたのは、仲間を作るために「男の料理教室」に通い、同じ志を持つ友人を見つけたことだ。それがきっかけとなり、地域貢献のためのプロジェクトを立ち上げ、ヘルパーの資格を取り、NPOを立ち上げ、区の福祉行政と提携することができた。

 このデイサービスセンターは男性利用者の居場所となったが、同時に、働く髙岡さんたちにとっても欠かせない居場所なのである。


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