ここから本文です
本当にやりたい仕事って何
自然に帰る葬送をビジネスに<その1>~自分の死後を思い、発想が生まれた~
2009/05/12

 家族に限らず、自分のことも含め、死後の葬送をどうするか、墓の用意はどうしよう。そんなことを考えている人も多いのではなかろうか。葬儀と墓の購入で数百万円はかかるというご時世。そのような葬送が自分らしいのかと、疑問を感じることもあるだろう。

 死後は美しい海原に帰りたいと願った安田勝司さん(59歳)は、自分と同じような考えを持つ人たちの手助けとなるビジネスを始めた。それを「散骨」とはいいたくないから、「海洋自然葬」という葬送スタイルに創り上げた。

夫婦で眺めたハワイの海
海洋自然葬を始めた安田勝司さん

 安田勝司さんが経営する「ライフケア研究所」は埼玉県蕨市のマンション1階にある。オフィスにはパラオやグレートバリアリーフの青い海のポスターが貼られ、一瞬、旅行会社ではないかと錯覚するほど。

 「私がやっているのは海洋自然葬。いわゆる海に遺骨を帰す散骨のコーディネイトと、遺骨をまぜたメモリアルプレートの作成です。お墓を持たない死後があってもいいじゃないかという発想ですね」。

 安田さんは健康機器メーカーに長く勤めていた。夫婦と娘がひとり。独立した先輩に誘われて、40代で同じ業種の別会社に転職。仕事は順風満帆で、経営管理やマーケティングなど、会社の中枢にたずさわってきた。


1ページ 2ページへ 3ページへ 4ページへ 5ページへ 次のページへ
この記事のバックナンバーを読む
「セカンドステージ マガジン」 配信開始
セカンドステージでは,HTMLメール「セカンドステージ マガジン」の配信を始めました。毎週1回水曜日に配信いたします。
サイト上の更新情報やイベント,セミナーの情報をお送りするとともにメールならではの特典,イベントの提供をいたしていく予定です。
メール配信をご希望の方はこちらのページからで配信登録をお願いします。

→バックナンバーはこちら

セカンドステージ メールマガジン
サイトマップを見る
セカンドステージ連載一覧


日経BP社の書籍購入や雑誌の定期購読は、便利な日経BP書店で。オンラインで24時間承っています。

ご案内 nikkei BPnetでは、Internet Explorer 6以降、 Safari 2以降、Opera 8以降、Netscape 8.1以降またはHTML 4.01/CSS level 1, 2をサポートしたWebブラウザでの閲覧をお勧めしております。このメッセージが表示されているサポート外のブラウザをご利用の方も、できる限り本文を読めるように配慮していますが、表示される画面デザインや動作が異なったり、画面が乱れたりする場合があります。あらかじめご了承ください。

本文へ戻る