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本当にやりたい仕事って何
交流の場を提供する「よろずや余之助」<その1>~高校時代の仲間たちと築き上げた地域市民活動~
2009/04/07
ちょっと変わったネーミングだが、外見は普通の喫茶店だ。

 群馬県太田市に「余之助茶屋」というカフェ&スペースがある。NPO法人「よろずや余之助」が運営するコミュニティカフェだ。地域の人たちが気楽に集える拠点として、歌声喫茶などのイベントを開催したり、「よろず困り事無料相談」を受けたりしている。キーマンは「よろずや余之助」会長の桑原三郎さん(59歳)。

 経済産業省の市民活動活性化モデル事業に認定されたこともあり、コミュニティビジネスの先進例として、桑原さんへの講演の依頼も多い。成功の秘訣はどこにあるのだろうか。7年目を迎えた「よろずや余之助」の活動を紹介しよう。

異業種専門家集団のパワーを街の活性化に
「NPO法人よろずや余之助」
キーマンの桑原三郎さん。

 太田市は富士重工業(スバル)を中心とする北関東有数の工業都市だ。県立太田高校出身の桑原さんは、東京の大学を出て、自動車販売業に従事したのち、兄と共に家業(住宅外まわりの設備を手がけるエクステリア事業)を継いだ。

 高校時代の友人たちとは、卒業後もよく会っていた。互いに子どもが中高生くらいになり、手がかからなくなった頃から、桑原家が所有する桐生市梅田の山あいの土地を使って、蕎麦打ち大会やコンサートなどのイベントを開催した。頻繁に集まるようになって、同級生仲間の輪が広がっていった。

 「みんな職業はバラバラで、社会に出てだいぶ経つから、それぞれの道ではいっぱしの専門家。そのスキルをうまく結びつけたら、何か面白くて有意義なことができるんじゃないか。これだけの“異業種専門家集団”を、生まれ育った街のために活かさない手はない」と桑原さんは考えるようになる。


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