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働きながら海外ロングステイ<その2>~オーストラリアでビジネスビザは取れるのか~

店舗のオーナーとなる方法も

 では、物件はどのようにして探したらいいのだろうか。もちろん、南さんの経営するアミ不動産では、不動産物件の売買・仲介のほか「店舗ビジネス売買」も手がけている。ケアンズにはそうした不動産会社がいくつかあるようだ。今まで日本人が経営した例としては、レストラン、土産店、焼肉店、日本グッズの雑貨店などがあるという。

 「ビジネス物件の価格としてはピンキリですが、現在扱っている最も安い物件で19万5千豪ドル(約1270万円)、最も高いものが130万豪ドル(約8450万円)です」。こういった物件のほとんどには備品や商品在庫が付いているため、明日からでも始められるものが多い。従業員付きで、いわゆるオーナーチェンジといった例もあるそうだ。

 昨年には1豪ドル100円だったが、円高の現在は60円台になっている。このような時期の売買は果たしてどうなのだろう。その質問に対する南さんの答えはこうだ。「今は円高なので、買い時かと思います。ただし、経済状態の見通しが悪いので、購入するのであれば、リスクも考えないといけません。ただ、多くの鉱物を産出する資源国オーストラリアですから、将来への期待は高いと思っています」。

 オーストラリアは、海外暮らし候補先のひとつに過ぎない。ただ、この国の可能性や豊かさは、やはり魅力的だと言えるだろう。セカンドステージをプランするときに、海外で暮らし、そこで仕事をするという選択肢も、期間限定のチャレンジとして考えてみてもいいのではないだろうか。

南さん自身もビジネスビザ取得者。オーストラリアでの働き方に詳しい


(フリーライター=本多美也子)

筆者プロフィール

本多美也子(ほんだ・みやこ)
就職情報誌では150を超えるさまざまな職業の人にインタビュー。大人向け旅行誌では中高年向けの癒される穴場や温泉記事を数多く執筆。シニアガイドと共にお寺や和文化をめぐる仕事も多く、地方の伝統産業、特産品について詳しい。


プロデューサ紹介

松本すみ子(まつもと・すみこ)
早稲田大学第一文学部東洋史学科卒業。
IT業界で20数年、広報、販促、マーケティングを担当。
2000年、団塊/シニア世代の動向研究とライフスタイルの提案、コンサルティング、執筆などを主要な事業とする有限会社アリアを設立。2002年9月、シニア世代の仲間づくり・活躍の場づくりの会「おとなのオピニオンコミュニティRyoma21」を主宰。2007年、NPO法人シニアわーくすRyoma21となる。日経BP社の情報サイトnikkeiBPnetにて「団塊消費動向研究所」を連載中。著書に、「そうだったのか!団塊マーケット」、「心理系の仕事を見つける本」などがある。
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