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本当にやりたい仕事って何
元鉄鋼マンが開業した人気の老人ホーム「ぴあはーと藤が丘」~ラストステージを幸せに暮らせるサービスを~
2009/02/03

 顧客優先のビジネスと簡単に言うが、それは「言うは易く、行なうは難い」ものの典型だ。それをまぎれもなく実現させている例がある。しかも、介護付有料老人ホームという、もっとも経営が難しい施設で。

 横浜市青葉区の「ぴあはーと藤が丘」は、元新日鐵マンの岡崎公一郎さん(60歳)が会社を早期退職し、2000年に独力で開設した施設だ。すでに淘汰再編が始まっているこの業界で、広告も営業もしないのに、口コミの評判だけで満室(32室)が続いている。それは、何よりも「お客さまの幸せこそ、唯一のモノサシ」とする経営方針の賜物だ。

 今回から、50歳を目前に独立を決意し、今なおチャレンジを続ける岡崎さんの人生を紹介しよう。

駅前立地、多彩なイベント、ハイテク機器で安全管理
第2の人生で介護事業を選んだ岡崎公一郎さん

 東急田園都市線で渋谷から30分。藤が丘駅徒歩1分のところに「ぴあはーと藤が丘」はある。まわりには総合病院、公園、商店街。駅から近く、生活に便利で、家族が訪ねやすいこの立地が、人気を集めている理由のひとつだ。

 「ぴあはーと藤が丘」では、入居者のためにイベントも開催している。回数は年間250回以上。小ホールを使ってのカラオケ大会、映画鑑賞会、詩吟の会、ジャズライブ、岡崎さん自ら披露するマジックショーのほかに、回転寿司などへ行く外食ツアーもある。

 ほとんど毎日のように何かのイベントがあるから、入居者は好みに応じて選べ、生活に刺激とうるおいがもたらされる。これもまた、高い「入居者満足」を維持するのに重要な要素となっている。

田園都市線藤が丘の駅を降りると、すぐに見つかる「ぴあはーと」

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