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本当にやりたい仕事って何
定年後10年働くための仕事選び<その2>~充実した60代に向けて本格始動!~
2008/08/19

 定年後のもう10年も仕事をしたいと、現役時代にファイナンシャル・プランナーの資格を取得した木下利信さん(60歳)。前回は外資系事務機器メーカーで技術や企画畑を歩みながら、この仕事を選んだ理由を紹介した。今回は、定年を迎える前に、新しい仕事へ転身するに至った決意や、その後の仕事ぶりについて聞いてみた。

60歳から本格的に働くための早期退職
お客さんの相談に乗る木下さん

 56歳でファイナンシャル・プランナー(FP)の資格を取得した木下さん。彼が目指したのは「独立系」のFPだ。個人向けの資産運用・金融に関する総合的なアドバイスをするFPだが、ほとんどは銀行、証券会社などに所属する社員が、自社商品の説明や購入説明をする場合が多い。いわゆる「企業系」FPである。

 これに対して「独立系」と呼ばれるFPは、特定の金融期間、証券会社などに属さず、単独で仕事を行う。顧客の収入や資産、ローンや借り入れなどの状況を聞いて、それらを基に、住宅購入や老後の備えに必要な資金計画や資産運用をアドバイスし、時には、さまざまな企業の金融商品を選んで提案する。

 「独立系FPにとって最も重要なのは、信頼の獲得です。企業というバックボーンがないので、顧客にいかによい提案をするか、相談する会話の中でいかに相手に信頼してもらえるかが、大事なポイントだと思いますね」。

 木下さんは、実家の家業の経理を担当したことから数字に明るいことや、技術系らしい実直さとまじめさを武器にすること、つまり、今まで積み重ねてきた経験や知恵で信頼を得る早道だと考えた。とはいえ、資格を取ったからといって、すぐに資産運用や資金計画のノウハウが身につき、顧客を得られるわけではない。「それで、60歳までの3年間をFPの修行に当てようと思い立ちました」。


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