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すべて自分でやれる“ひとりビジネス”に挑戦<その2>~納得できる仕事と趣味を満喫する日々~

収入はサラリーマン時代に及ばない
製作者であり、経営者でもある

 現在、月の売上は60~70万円。年商1千万円弱だから、リース料や材料費などを差し引くと、収入は課長職だったサラリーマン時代に及ばない。だが、それを補って余りある充実感を堀江さんは得ている。

 それは、個々の顧客とやりとりしながら、1から10まで自分の手で完結させるという望み通りの仕事のスタイルを実現させたからだ。今では、組織の中で仕事をすることにつきまとうストレスもない。30代前半からハマっている少林寺拳法の練習時間も思う存分とれるようになり、地元の子どもたちに指導するまでになった。

 「息子が大学を出るまでは頑張って、あとは夫婦二人元気でいる限り、この仕事をコツコツ続けられればいいかなと思っています。妻には宛名書きなど手伝ってもらうこともありますが、今のところ、彼女も別に仕事を持っているので難しいところです。でも、そのうち二人でできる日も来るかもしれません」。

 自分が納得できる好きな仕事と、身体を動かす趣味を優先する後半生。堀江さんのような生き方は、長寿の時代に望ましい選択肢の一つにちがいない。


(フリーライター=佐々木聖)

筆者プロフィール

佐々木聖(ささき・きよし)
1959年、東京都生まれ。企業広報誌や旅行誌などの編集記者、雑誌ライター、単行本の企画編集に携わる。著書に『多摩川なまず旅』(小学館文庫)、『絵で見るふるさとの伝統さがし』(学習研究社)、企画編集した単行本に『鬼平料理番日記』、『直伝 賄いめしの知恵』(以上、小学館文庫)などがある。


プロデューサ紹介

松本すみ子(まつもと・すみこ)
早稲田大学第一文学部東洋史学科卒業。
IT業界で20数年、広報、販促、マーケティングを担当。
2000年、団塊/シニア世代の動向研究とライフスタイルの提案、コンサルティング、執筆などを主要な事業とする有限会社アリアを設立。2002年9月、シニア世代の仲間づくり・活躍の場づくりの会「おとなのオピニオンコミュニティRyoma21」を主宰。2007年、NPO法人シニアわーくすRyoma21となる。日経BP社の情報サイトnikkeiBPnetにて「団塊消費動向研究所」を連載中。著書に、「そうだったのか!団塊マーケット」、「心理系の仕事を見つける本」などがある。
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