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本当にやりたい仕事って何
終の棲家は自分たちの手で!<その2>~成功を土台に、第2シニア村の建設に着手~
2008/05/19

 2007年11月、茨城県竜ヶ崎市に誕生したシニア村「たつのこヒルズ」は、シニア向けのコーポラティブマンションだ。これを企画したのは自治体でもなく、ディベロッパーでもなく、ごく普通の夫婦。前回は、その今美夫妻が発案し、企画・設計から入居者募集を経て、シニア村を完成させるまでの奮闘ぶりを紹介した。

 今回は、完成から半年、29世帯の入居が完了し、新しい生活が始まったマンションの内部と、そこに住まう人たちの様子を探ってみた。そして、第二のシニア村の建設を目指す今美夫妻のさらなる挑戦も紹介する。

シニアマンションにふさわしい設備とサービス
シニア村と今美さん

 竜ヶ崎の広々とした住宅地に建つシニア村「たつのこヒルズ」。そこには、どんな人が暮らし、どんな日常が営まれているのだろうか。シニア村の設立者であり、今では管理人も勤める今美利隆さん(57歳)に内部を案内してもらった。

 気になるマンションの販売価格は2100~2900万円。それに、月々4~5万円の管理費が必要だ。このほかに、入居金として1人100万円、2人なら150万円を負担してもらった。これは、外出の際などに共同で使用する車や什器などを購入する費用に当てるためだ。販売価格も管理費も周囲のマンションに比べると割高だが、その分、シニアマンションとしての設備とサービスが整っている。

 マンションは4階建で、1階には食堂があり、3食いつでも有料で食事を取ることができる。共同で使える露天風の大浴場もある。24時間有人での緊急対応が可能で、必要であれば、付き添いや車運転、介護、看護サービスなど生活に関するさまざまなサービスが、無料・有料で受けられる。そして、介護が必要になっても、デイケアサービスが併設されているので、そのままシニア村に住まい続けることができる。

 屋上も利用できるようにした。周囲は高い建物がないので、はるか遠くまで見晴らしが利く。天気がよければ富士山も望めるという素晴らしい環境だ。ウッドデッキを敷き詰め、畑もつくった。「ハーブや作物を植えたい」という住民同士が相談し、確保したスペースなのだそうだ。

 マンションの外柵やデッキなどには木材が多用されているが、これは、鉄道の枕木やリサイクル材を活用したもの。かえって、落ち着いた雰囲気を醸し出している。1階ロビーや食堂にかかっている絵画、食堂で使うティーセットなどは、引越しの際に捨ててしまうのはもったいないという入居者が持ち寄ったものだという。

明るいエントランス

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