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本当にやりたい仕事って何
白山の自然と文化に魅せられて<その1>~旅行業界から地域活性化の担い手に転身~
2008/04/21
白山山麓の不老峡

 北陸を代表する信仰の山・白山。近年は豊かな自然体系を体感したいというハイカーたちに人気の山だ。白山とともに暮らしを支えてきた周辺市町村は、近年、過疎化が進み、元気がない。この白山で、旅行業界から転身し、自然保護と地域活性に取り組む男性がいる。早期退職してまで、白山と向き合う生き方を選んだ南修さんと、豊かな自然、文化が息づく山の魅力を紹介しよう。

温泉、自然散策、エコツーリズムなど白山の豊かな魅力
環白山保護利用管理協会事務局長の南修さん

 石川、福井、岐阜の三県にまたがる白山は、最高峰の御前峰(標高2702m)・剣ヶ峰(2677m)・大汝峰(2684m)の「白山三峰」を中心とした周辺の山峰の総称。富士山、立山と並んで日本三名山に称される秀峰だ。雪の消える春から初夏にかけても、白い峰がそびえることから、その名を「しらやま」と名付けられたという。

 近年では登山だけでなく、白山麓を走る「白山スーパー林道」のドライブや、黒百合といった山の花を探すトレッキングなど、自然を愛好する中高年世代にも人気のエリアだ。

 しかし、白山のネームバリューはあるものの、日本には4つしかない重曹泉の石川県白峰温泉があることや、日本有数の恐竜化石層がある福井県勝山市があることはあまり知られていない。まして、豪雪地域ならではの独自の歴史文化や暮らしが知られることはほとんどない。

 訪れる誰もが、「こんなすばらしい自然と文化があるのにもったいない」と嘆息するほど、周辺地域の知名度は低い。充実した第2の人生を求める団塊世代にも、夏はトレッキング、冬はスキーを楽しめる田舎暮らしや山暮らしがかなえられる魅力あるエリアとしておすすめの土地なのだ。

 そんな白山山麓の自然保護と、地域活性化、エコツーリズムに力を注ぐ協会が2007年に発足した。実質的な運営を任された人は、元大手旅行社社員にして「大統領」と名乗る。彼に会うために石川県白山市白峰を訪れた。


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