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本当にやりたい仕事って何
女ひとり、韓国で起業<その1>~突然の会社合併で居場所を失い、決断!~
2008/02/05

 46歳で27年間勤めた会社を退職。新天地を求めて、韓国ソウルで日本の家庭料理店を始めた人がいる。松本ひとみさん(50歳)だ。コネも知り合いもない外国での起業は、困難を極めた。だからこそ、やりがいと愛着があるのだという。ソウルで、松本さんに試練と希望が入り交じった起業秘話を聞いた。

地元ビジネスマンに人気の日本の家庭料理店
日韓交流居酒屋「とんあり」の店先

 ソウル市鐘路のビジネス街、都会に清流を呼び戻したと話題になった「清渓川」のすぐそば、高層オフィスビルの地下1階に、松本さんの店「とんあり」はある。入口の暖簾をくぐると「いらっしゃいませ!」と日本語が聞こえてくる。大きなモニターにはNHKの国際放送の映像。そして、おでん鍋からはいい香りが漂ってくる。居酒屋の居心地のよさと本物の日本家庭料理が看板だ。

松本ひとみさん

 「東京の新橋か、大阪の船場のような雰囲気やねって、よういわれるんです」と、大きく明るい声で松本ひとみさんは笑う。2002年2月にオープンした。最初は日本人の駐在ビジネスマンや出張族が多かったというが、最近では日本食ブームもあり、韓国人客がよく来てくれる。

 開店から30分ほどで、半分以上の席が韓国人ビジネスマンで埋まり、残りもほとんどが予約席。1時間もすると満席になるという。「ようやく軌道に乗り始めたんですよ、最初はホントに右も左もわからず、泣いたこともいっぱいありました」と松本さん。

 松本さんは独身。長年勤めて管理職にもなった会社をリストラ同然で退職。新天地を求めて韓国へ渡ったのだ。


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