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本当にやりたい仕事って何
サラリーマンからバイク模型店のオーナーへ<その2>〜自分の興味の方向を正直に歩む〜
2007/07/10

 早期退職を決意した尾崎泰雄さん(57歳)。「どうせやるなら自分の好きなこと、おもしろそうなことをやってみたい」。前回は、オーナー尾崎のその思いが形になったバイク模型専門店「西南堂」がオープンするまでを紹介した。思い立ってからわずか半年というスピードで、一国一城の主になったものの、オープンにこぎつけるまでには、予想もしなかった状況にも出くわした。

 ラッキーなめぐり合わせもあれば、模型屋ならではの驚きの事実もあり…。西南堂にまつわる悲喜こもごも、そして、現在に至るまでの尾崎さんの奮闘ぶりをみていこう。

開業資金は退職金、少しでも節約
尾崎さん

 友人たちにダメ出しをされつつも、最終的にはおもしろそうだと賛同され、すっかり模型店のオヤジ気分になった尾崎さん。とはいえ、2003年のオープンまでには、当然ながら、さまざまな準備が必要だった。ショップ運営に関しては素人の尾崎さんに、試行錯誤の日々が始まった。

 まずやること。それは店舗探しだ。「自宅に近ければ、自分が用事で出かけるときでも、家族が手伝いに来ることができる」と思った。自宅近くを重点的に探して見つけたのが、曙橋の現店舗。不動産屋兼工務店をやっている知人に頼んで、ようやく出会った物件だ。

 新たに貸し出す場合、大家は通常、店舗内の設備を完全にばらして、スケルトン状態で借主に渡す。しかし、まだ前の設備が残っている店舗を見たとき、尾崎さんはそれに待ったをかけた。「このまま、十分使えるではないか」。

 床や壁など、傷んだところは張り替えたが、前のテナントが残してくれたエアコンをそのままの使うなどの節約をしたおかげで、内装は什器設備もあわせ50万円ほどで済んだ。開業資金は退職金だ。大手印刷会社からイベント専門会社に移るときに、すでに退職金をもらっていたため、今度の退職金はそれほど潤沢なわけではない。内装費が節約できたことは、ラッキーだった。

ずらりと並ぶ模型

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