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本当にやりたい仕事って何
サラリーマンからバイク模型店のオーナーへ<その1>〜好きなジャンルで,他にはない店を作る!〜
2007/07/03

 都営新宿線曙橋駅のほど近くにひっそりたたずむ「西南堂」は,日本でも数少ないバイク模型専門店。こぢんまりとした店内には,所狭しとミニチュアバイクやプラモデルなどのバイク模型が並ぶ。バイク好きの人たちに,模型の世界を教えたい——。こう語るオーナーの尾崎泰雄さん(57歳)は,もちろん無類のバイク好きだ。

 2回にわたって,早期退職後,趣味がきっかけでバイク模型店を開いた尾崎さんに,独立物語,開店までの奮闘振り,毎日,大好きなバイク模型に埋もれて暮らす毎日を語ってもらう。

模型屋は漠然とした思いでしかなかった
西南堂

 「私にとっての一番のお客さんは,バイクを見せようと,店まで愛車で乗りつけてくれる人。商品を買ってくれる人はその次かな」という尾崎さん。商売っ気がない物言いが,いささか心配。しかし,バイク好きがバイク好きを呼び,仲間が広がっていくこの店は,尾崎さんにとってかけがえのない場所のようだ。

 尾崎さんが西南堂を設立したのは2003年のこと。長年の願いがかなって,やっと模型屋の親父になったのかとおもいきや,どうやら,そうでもないらしい。

所狭しと並ぶバイク模型

 子供の頃から模型は好きだった。学生になっても,会社に入っても,模型やラジコンなどの遊び道具にお金を費やした。おもしろそうなことにはすぐに熱中するたちで,模型以外にもあれこれと首を突っ込んでみた。しかし,結局,戻ってくるのは模型の世界。

 「将来的に模型屋をやったらおもしろいだろうなぁ」。漠然とした思いはあった。でも,それが将来の夢というほどでもなかった。そんな先のことなんか真剣に考えてはいなかった。大学を卒業して選んだ進路は大手印刷会社。配属は企画セクション。広告代理店と似たような業務を担う部署だ。


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