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本当にやりたい仕事って何
市民と役所のコラボレーションで地域を活性化<その2>〜荒れる成人の親世代が手本を見せた“盛人式”〜
2007/04/23

 市民と行政が手を携えて「日本一のボランティアの街」を目指す埼玉県川口市。“キューポラのある街”から“マンションの建ち並ぶ街”に変貌した。その川口市は今,かつての地縁に基づくエリアコミュニティに代わって,趣味や志を同じくするテーマコミュニティが市民の絆を結ぶ街づくりを標榜する。その要となるのが,福祉,教育,環境,防犯,国際など,多種多様な分野で社会貢献をするボランティアグループだ。

 前回に続き,「かわぐち市民パートナーステーション」所長の鷲巣(わしのす)敏行さん(57歳)に話を聞いた。鷲巣さんは,「人づくりなくして,郷土(まち)づくりなし」のスローガンを掲げる岡村幸四郎市長のブレーンとして,市民と行政の連携を軸にしたボランティア活動を当初から推進してきた。

川口市民パートナーステーション width=
川口市民パートナーステーション

 団塊世代が市民ボランティア活動で大きな役割を果たすきっかっけとなったのは,ボランティアたちと鷲巣さんが発案した50歳の「盛人式」だった。

「有意義な発見が生まれることは何か?」
鷲巣さん
鷲巣さん

 2000年に50歳となった鷲巣さんは,歴史的な節目を感じた。50年といえば半世紀。同世代に向けて,何か意義深いイベントができないか。行政の職員としてではなく,「一市民として行政に何を期待するか」がいつも頭にあるから,よくある「熟年式」の類いは避けたかった。

 「60歳になったときに,役所から『あなたも高齢者の仲間入りです』みたいな通知が来たら,すぐ破り捨てますよね? それよりも,50歳を節目に,定年後の人生に向けて,有意義な発見が生まれるようなことをやった方がいい」と考えた。

 

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