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本当にやりたい仕事って何
市民と役所のコラボレーションで地域を活性化<その1>~「日本一のボランティアの街」を目指す川口市の取り組み~
2007/04/16
鷲巣さん
鷲巣さん

 埼玉県川口市は「日本一のボランティアの街」を目指している。さまざまなボランティア団体が軒を連ねるイベント「ボランティア見本市」は2005年の4回目に,過去最高の来場者数1万5000人を数えた。そして,2006年には駅前ビルの1フロアすべてを使った市民活動の拠点「かわぐち市民パートナーステーション」がオープンした。

 ボランティア活動で大きな役割を果たしているのが,セカンドステージ世代だ。なぜ川口市はボランティア活動に力を入れ始めたのか。そして役所と市民のコラボレーションはどう進んでいるのか。今回と次回は,かわぐち市民パートナーステーション所長で,「日本一のボランティアの街」宣言の陰の立役者,鷲巣(わしのす)敏行さん(57歳)に話をうかがう。

キューポラのある街からマンションの建ち並ぶ街へ

 吉永小百合主演の映画『キューポラのある街』(1962年)の舞台としてよく知られているように,かつての川口は鋳物工場の街。鷲巣さんが川口市役所に就職した1972年頃も,電車で駅に近づくと,林立するキューポラ(円筒形の溶鉱炉)が目に飛び込んできたものだった。だが,時代の移り変わりは激しく,やがて廃業した鋳物工場の跡地には次々とマンションが建ち並び,街の風景は一変していく。

 「東京のベッドタウンと化して,地縁の薄いサラリーマン世帯が大半を占めるようになると,地場産業が盛んな街ならではの強い郷土愛で結びついていたコミュニティも変質していきました」と,鷲巣さんは川口の四半世紀を振り返る。


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