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本当にやりたい仕事って何
ゼネコンから「食」のネットビジネスに転身<その1>~こだわりの食材販売サイト「うまいもんドットコム」で勝負~
2007/01/09

安部隆夫さん

 全国のこだわりの食材を販売する「うまいもんドットコム」。築地市場直送の食材を取り扱う「築地市場ドットコム」と合わせると,登録会員数は13万人を超え,さらに増殖を続ける人気サイトだ。これらのサイトを運営するのは,株式会社食文化の萩原章史社長(44歳)である。

 萩原さんは大手ゼネコンから転身し,全く畑ちがいの分野で起業した。事業を成功に導いたのは,子どもの頃から培ってきた「食」への創造的な興味・関心と,ゼネコン時代にアメリカで磨いたビジネスセンス。しかし,スムーズにここまできたわけではない。「この6年間,1日も休んでません」と,涼やかに笑う萩原さんの独立への挑戦の軌跡を紹介したい。

あれもこれも欲しくなる“おいしくて危険なサイト”

 「うまいもんドットコム」にアクセスすると,このサイトが単なる産直品販売代行業でないのは,すぐわかる。サイトは,アイテムごとにスタジオ撮影されたクォリテイの高い写真と,懇切丁寧なコメントで埋められている。コメントは生産者による詳しい説明と,「目利きの一押し」というコラムだ。萩原さんは,このコラムの大部分を自らが試食,調理した上で書いている。

 加盟店を訪問取材し,調理のコツを紹介しているムービーも,萩原さん自身の手によるもの。大量生産品ではなく精魂込めて手づくりされた食材への敬意と愛情が,サイト全体にみなぎっている。自分でうまいと思って紹介しているので,リアリティがあるのだ。食べ切れないのに,あれもこれも注文したくなってしまう「危険な」サイトである。

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