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本当にやりたい仕事って何
障害者のコミュニケーション活動を支援する<その1>~東京都障害者ITサポートセンターの役割~
2006/11/07

 国と地方自治体が共同で運営する「障害者ITサポートセンター」という機関がある。各都道府県に設置されており,障害をもつ人々がIT機器を利用できるように,さまざまな支援をする施設を持っている。ここで,ボランティアという形で,障害ある人たちと接して支援活動を行うのが「ITサポーター」。多くのセカンドステージ世代が活躍中だ。

 今回から2回にわたり,東京都にある「障害者ITサポートセンター」の内容と,そこで働くITサポーターの活動を紹介する。

障害に応じて使えるさまざまな支援ツール

 居ながらにして世界が広がるITは,障害をもつ人々が生活の新しい扉を開くための強力な道具になる。さまざまな支援ツールを活用して,障害者のIT操作をサポートする仕事の社会的意義は大きい。

センター

 東京都障害者ITサポートセンターの展示室には,視覚障害や肢体不自由といったハンディを持つ人向けの入力支援ツールが,数多く常設展示されている。障害ある人がここに来て,自分に合った機器やソフトを実際に試す(フィッティング)ことができるのだ。

 例えば,視覚障害者を対象としたスクリーンリーダーのソフトは,画面上に表示される文字情報や,カーソルが合ったメニューを音声で読み上げる。入力時も「佐賀県の佐」といった具合に,漢字を一字ずつ確認して発声してくれる。

 キーボード操作なしで文字入力ができる音声入力ソフトの音声認識率は,今や格段に向上した。書籍などの印刷物をスキャナーで読み取って音読するソフトを利用すれば,対面朗読に頼らず好きな時に本が読める。

 弱視者のためのソフトは,フォントの種類や拡大率,バックの色,ポインターの強調など,その人がもっとも画面を見えやすいように,さまざまな調節が可能だ。手でマウスを操作することが難しい人のためには,アゴや足などでコントロールできるマウスも開発されている。

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