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本当にやりたい仕事って何
したたかなエコロジストの飽くなき挑戦<その2> ~小学校教諭を分限免職されエコタクシー会社を起業~
2006/09/25

 前回は,ベジタリアンを貫く筋金入りのエコロジスト中村秀樹さん(55歳)が,ワンコイン・エコタクシーの会社「エコシステム」を起業する経緯を紹介した。トヨタのハイブリッド車「プリウス」や,LPGタクシー専用車「日産クルー」など,低燃費で環境負荷の少ない車種を使用。しかも,初乗り500円という低料金が「環境にやさしいと財布にきびしい」の通念を覆して画期的だ。

 今回は,そこに至るまでの中村さんの“闘うエコロジスト”としての半生を振り返ってみたい。

校内で有機野菜を植え,捨て犬を育てる
中村さん

 中村さんがエコロジストになる萌芽は中学生時代にあった。社会科の時間に友人が手を上げた。「先生,工場の廃液を海に流したら海は汚れませんか?」。教師は「海は果てしなく広いから,少しくらい廃液を流したって大丈夫なんだ」と答えた。1960年代半ば,世間でも教壇でも,これが“常識”だった。

 「おかしいんじゃないか,と思ったものの,まだ反論する力も知恵もありません。しかし,ほどなく我々が目にしたのは,イタイイタイ病や水俣病だったわけです」。

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