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充実生活見つけた
老舗デパートに乗馬サロンを開業<その1> ~馬が大好き! 子供の頃からの思いを形に~
2006/07/04

 50歳を過ぎて,アパレル大手企業の営業部長から乗馬サロンの経営者に転身した長尾吉幸さん(53歳)。そのショップは,なんと,老舗デパート内にある。会社員時代に培った人脈とノウハウ,そして子供の頃から愛してやまなかった馬が,新たなる事業展開へと導いてくれた。

デパート初の乗馬サロンをオープン

 東京・日本橋三越本館の4階,有名ブランドのファッション・ブティックやスポーツ用品店などが並ぶ一角に,乗馬サロン「ピアッフェ」がある。店内にはイタリア人デザイナーによるオリジナルの乗馬服に,イギリス製の馬グッズ。蹄鉄をモチーフにしたシルバーのアクセサリーや馬の絵画などの品々が,落ち着いた雰囲気の中にレイアウトされている。

長尾さん

 どれもがこだわり抜いた品々。乗馬ファンだけでなく,お洒落好きなら欲しくなるような,洗練されたデザインのアイテムが揃っている。このショップのオーナーが長尾吉幸さんだ。パリッとした身だしなみと引き締まった頬,アパレル出身にしてスポーツマンといった雰囲気が全身から漂う。

 「乗馬サロンを開店して1年半になります。2年半前までは,アパレル業界の営業畑に25年以上いました。独立して自分の店を持ったのは,ここが初めてなんです」。脱サラ後に開いた店は,まだ市場や顧客が限られた乗馬サロン。しかも,その場所は業績評価や審査などのハードルが格段に高い日本橋三越。さらに,全国でもデパート内にある乗馬サロンは,ピアッフェが初めてだという。

 その独立開業に至るまでの苦労と,抱き続けていた馬への思いを聞いてみると,長尾さんが馬好きになったきっかけは小学生の時の遠足だと言う。「世田谷の馬事公苑に行って,そこで見た馬のつやつやとした美しさ,瞳やしぐさのかわいさにひと目惚れしてしまったんです。それからは,家の近くあった府中競馬場や,競馬場の厩舎に,馬を見たくてしょっちゅう出入りしていました。乗馬を習っていたわけでもないのですが,見ているだけで楽しかったんですね。厩舎の人たちもおもしろい子供だなと,かわいがってくれて,パドックに入れてもらったりしていました」。

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