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本当にやりたい仕事って何
早期退職で乗馬クラブ経営成功への道<その2> ~自分の夢は家族の夢!次世代につなげる経営を~
2006/06/13

長谷川さん

 早期退職して,乗馬クラブの経営に乗り出した長谷川一誠さん(60歳)。数億円かかるといわれた開業資金を,自己資金2000万円でスタートさせたばかりでなく,2年目には黒字化を達成。5年目にはさらに融資を得て,事業を拡大させることに成功した。その秘訣と起業後に直面した問題や,今後の夢について聞いてみた。

虫のいい期待では成功に結びつかない

 2001年2月,借地に現場事務所を利用したクラブハウスでスタートした乗馬クラブ。4頭の馬は5年後の今年,12頭にまで増え,3000坪の土地まで取得することができた。シャワールームなど設備を整えたクラブハウス,快適な厩舎も完成した。長谷川さんと奥さんは,まだ無休で無給だというが,会員数も確実に増えてきている。

 「会員獲得については,当初は,土地を貸してくれたゴルフ場のメンバーなど,知人からの紹介を期待していました。けれど,目論見はみごとに外れ。他人を頼った営業や会員獲得を期待してはいけなかったのですね」と,長谷川さんは当初の失敗を振り返る。誰かが何かしてくれるという虫のいい期待では,決して成功に結びつかない。

ファームの庭

 そういう苦労を重ねながら,少しずつ経営のコツを身に付けていった。「いいコンディションの馬がいること,そして,指導方法が丁寧で親切だということ。良い乗馬クラブと言われるには,これがポイントです。そういう理想の乗馬クラブ像を描き,それをしっかり実現化していけば,会員は口コミでも増えていくんだということが分かりました」。

 はじめは初心者が来てくれるものだと思っていた。しかし,意外にも,他の乗馬クラブに物足りなさを感じている経験者の多くが,長谷川さんのクラブへ移ってきた。長谷川さんのクラブの良さを知った会員が,次の新しい会員を呼んでくれるのだ。

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